【獣医師監修】グレインフリーのフードはどんな犬におすすめ?犬にとってのグレインフリーのメリットについて解説

2026/01/14

【獣医師監修】グレインフリーのフードはどんな犬におすすめ?犬にとってのグレインフリーのメリットについて解説

愛犬のフードを選ぶとき、いろいろな種類のフードがあり悩んでしまいますよね。
なかでもグレインフリーやグルテンフリーなど、似た単語のフードはどのような違いがあるのか気になる方も多いでしょう。
今回はグレインフリーフードのメリットや、特にどんな犬におすすめのフードなのかについて解説していきます。
ぜひ最後までお読みいただき、フード選びの参考にしてみてください。

グレインとは?

グレインとは?

そもそもグレインとはなんのことを指しているのかご存知でしょうか?
なんとなく穀物や小麦をイメージする方が多いかもしれません。
グレインとは「穀類」を指す言葉で、以下のようなものが含まれています。

  • イネ科(小麦、大麦、ライ麦、米、トウモロコシなど)
  • マメ科(大豆、小豆、インゲン豆、エンドウ豆など)
  • 擬似穀類(蕎麦、キヌア、アマランスなど)

ただし、ドッグフードで言われるグレインは一般的に上記の中でもイネ科を指しています
マメ科や擬似穀類のものは含まれていないことが一般的です。
そのため、グレインフリーのドッグフードは、「イネ科(小麦、大麦、米、トウモロコイなど)を含まないフード」と理解しておくと良いでしょう。

グレインとよく似ているものとしてグルテンというワードをみることも多いかと思います。
グレインが穀類(ドッグフードでは特にイネ科)を指しているのに対して、グルテンは穀類の一種である麦類から生成されるタンパク質のことを指しています。

グレインを大量に食べ続けると何が良くない?

グレインを大量に食べ続けると何が良くない?

グレインは主にフードの炭水化物源となるため必要な材料です。
トウモロコシや小麦などがフードによく含まれていることからもわかるように、グレインは安価で大量に入手可能なため、便利な炭水化物源として使用されることが多いです。

あわせて読む犬に炭水化物は必要?

グレインは炭水化物源として必要な材料である一方で、過剰に食べると以下のようなデメリットが生じる可能性もあります。

アレルギーの原因になる

アレルギーの原因になる

グレインに含まれるタンパク質もアレルギーの原因になる可能性があります。
アレルギーは通常身体には問題のないタンパク質に対して、免疫反応が過剰に起こってしまうために起こるものです。
グレインにもタンパク質が含まれているため、小麦や米・トウモロコシなどに反応してアレルギーが出る犬もいます。
食事に含まれるタンパク質に反応しているアレルギーの場合、グレインフリーのフードや、アレルギー用のフードに変更することで症状の改善が見込めます。
ただし、環境中のアレルゲンである花粉やハウスダストなどに反応してしまっている可能性もあるため注意が必要です。

肥満に繋がる

炭水化物が消化されて糖に変わり血液中に入ると、血糖値が上昇し、それ感知するとインスリンが分泌されます。
インスリンの働きによって、食事で取り込まれた糖は細胞に取り込ませてエネルギーになります。
エネルギーにならず余った糖はグリコーゲンや中性脂肪に合成され、体内に貯蓄されますが、これもインスリンによる作用です。

このような働きがあるインスリンの分泌量は血糖値の上昇具合に左右されると言われています。
つまり血糖値の上昇スピードが速いほどインスリンがたくさん出て、脂肪が蓄積されやすくなり、肥満に繋がるということです。
炭水化物の中でも、白米や小麦などのグレインは血糖値の上昇スピードが速い食べ物と言われています。
グレインの摂取により血糖値が急上昇すると、一気に大量のインスリンが分泌するため脂肪がつきやすいです。
この血糖値の急上昇によって、肥満のリスク以外にも糖尿病の発症リスクが上がることがあります。

グレインフリーのメリット

グレインフリーのメリット

グレインは炭水化物源となる食材ですが、グレインフリーだからと言って炭水化物が含まれないという訳ではありません。
グレインを入れない代わりに他の食材で炭水化物源を補っているので安心です。
グレインフリーのドッグフードは以下のようなメリットを得られます。

アレルギーのリスク軽減

グレインに含まれるタンパク質に対するアレルギーのリスクが軽減できます。
症状が落ち着くことで皮膚被毛の健康にも繋がり、毛艶が良くなる可能性もあるでしょう。
また、アレルギーは皮膚症状だけでなく、下痢や嘔吐などの消化器症状も見られることがあります。
アレルギーが疑わしい犬には、グレインフリーのフードに変更することでこれらの症状が落ち着くこともあります。

体重管理

肥満は様々な疾患のもとになるため、犬の健康管理として体重管理も大切なポイントのひとつです。
グレインフリーのフードは犬の肥満対策にもなる可能性があります。

前述のようにグレイン由来の炭水化物は血糖値を急激に上昇させます。
血糖値の上昇スピードが速いと一気にたくさんのインスリンが分泌されることから、脂肪の蓄積に繋がりやすいです。
そのため、血糖値が急上昇するような食べ物を避けることで肥満に繋がりにくくなるでしょう。
同じ量の炭水化物を含むものでも、食物繊維の量が多いものだと糖の吸収がより穏やかなため、血糖値の上昇が緩やかになります。
このように、グレインフリーのフードだと血糖値が安定するため肥満に繋がりにくくなる可能性があります。

グレインフリーのフードがおすすめなのはどんな犬?

グレインフリーのフードがおすすめなのはどんな犬?

グレインフリーのフードがどんな犬にも必ず良いとも限りませんが、特に以下のようなことで悩んでいる場合はグレインフリーのフードを検討する価値があるでしょう。

  • アレルギー症状がある
  • 皮膚トラブルを繰り返す
  • 毛艶を良くしたい
  • 涙やけが気になる
  • お腹が敏感でよく下痢になる
  • 体重管理がしたい

まとめ

よく聞くけど詳しくは知らないグレインフリーのドッグフードについて解説しました。
グレインフリーであるフードはアレルギーや体重管理にもぴったりのフードです。
NOW FRESHはグレインフリーなことに加えて、全体のバランスにこだわったレシピでいろいろな体質の子に合いやすいフードです。
特に、お腹の健康に気をつけたい犬や、たくさんの食材を偏りなくとることでアレルギー予防に気を付けていきたい犬にはおすすめのフードです。

グレインフリーのプレミアムドッグフード
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監修獣医師

高橋 宏実 獣医師・ペット栄養管理士

麻布大学 獣医学部 獣医学科卒業。東京都内の動物病院で臨床医として勤務。
その後、獣医師として栄養学をより深く学ぶことで、犬猫の健康を臨床医時代とは違う視点からもサポートできるのではと考え現在に至る。毎日欠かさず動物関係のSNSをみることで日々癒されている。

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